CAR and MACOONUpdated on Feb. 12th, 2000.

かー&まく〜ん

 Mac歴よりも長い車趣味。最近はちょっとおろそかにしてきましたが、周りの友達との話やメールにインスパイアされてこのページを書きます。


人生で究極のクルマたち
pos.MakerNameComments
1FerrariF360 F1 ModenaF355がビッグマイナーチェンジの末に生まれたモデル。一生に一度乗れるかどうかの究極。父のオートマに慣れてしまったまく〜んは、ゲームで慣れたセミオートマにしたい。F1の影響がもろにあり。
2GM Pontiac'82 FIREBIRD TransAmナイトライダーに魅せられて、小学生の頃から好きなクルマ。1982年に登場して2年間だけ守られた、初期モデルにこだわりがある。派手すぎるエアロパーツがついていないのと、エンジンフードに独特のスタイルのエアアウターがある。
3NissanY31 Cedric/Gloria CIMA初代シーマ。セドリック/グロリア兄弟から派生したアッパーモデル。筆者が生きている間、日産の最高傑作だと思う。これほど日本の高級車の方向性を変えたものはないと思う。
4Mercedes BenzCLK 320クルマの起源、ベンツのクルマはたくさん名車を生んでいるが、筆者の感性にあったデザインはCLKだけだ。

“購入するなら…”ランキング
pos.MakerTitleComments
1HondaInsightハイブリッドカーは世の中にはまだ2車種しかないが、デザインはインサイトに軍配が上がる。雑誌の試乗記によれば、高速走行時にアクセルを踏み込むとモーターのアシストがターボブーストに感じられるそうだ。その点もお気に入り。
2HondaInspire今、父にいちばん買って欲しいクルマ。セドリックをこれ以外のものに置き換えさせない。もちろん自分でも欲しいと思っている。
3HondaPrelude'80年代に日本車で車名をちゃんと覚えたのは、ホンダ車ばかりだった。その頃のデザインと今のモデルのデザインには共通性が感じられて、欲しくなる。

Car Essay Vol. 1

うちのY31セドリック


 筆者は学生の身分にあり、とくに大きな収入がないため、自分の車は所有していない。父の車を使わせてもらっている。その父の車は、筆者も結構気に入っている、Y31セドリックである。

 正確にはハードトップV20E Brougham、'90年式。この世代のセドリックから3ナンバーが多いのだが、うちのは珍しく5ナンバー。バンパーの大・小で3・5ナンバーの区別がされていた。エンジンはVG20E(V型6気筒、1998cc、125ps/6000rpm、17.0kgm/3200rpm)なので5ナンバーはもちろん妥当なのだが、ひとつ上のモデルV20 Twincam Turbo BroughamはエンジンにVG20DET(V型6気筒、1998cc、210ps/6800rpm、77.0kgm/3600rpm)を積んでいるが、大型バンパーのために3ナンバー登録となってしまう。そのTwincam Turbo Broughamには小型バンパーのものも特注でできたようで、町中で見たことがある。

 '90年頃のハードトップといえば、センターピラーレスが当たり前だった。窓を全開にすれば、ほんとになにもないのがよくわかる。今はハードトップでも、ボディの強度(と安全性)を高めるために細いセンターピラーがあるが、それがない室内というのはとても明るい。また前のドアを開けても、後ろのドアを開けても、窓ガラスがちゃんと重なるように計算されているし、ゴムにもこだわってあるようだ。その点、サーキット走行には向かない。ロールバーも組めないし、おしゃれ・スタイリッシュさ強調のためのハードトップだ。まあピラーレスハードトップはY31だけでなく、その前の代もそうだし、Y31セド/グロ・シーマ、トヨタのカリーナED/EXiVなどもそうだった。当時のスカイラインはピラードハードトップをセダンと銘打って発売していたのには時代の流れを感じる。さて、セドリック/グロリアにはハードトップとセダンの区別があり、全くの別ボディだ。そのセダンの方はドアに窓枠があり、いわばプレスドアセダンである。ハードトップはY34に進化しているが、セダンの方はY31のままでマイナーチェンジを幾度となく重ねている。トヨタの初代センチュリーのように長く続いてしまうのだろうか? まあそれでも、Y31型がセドリックの歴史の中で一番まともなモデルだと思っている筆者にとって、それは悪いことだとは思わない。たくさんのタクシー、ハイヤーに使われている。

 セドリックのパワートレーンに話を戻す。エンジンパワーには申し分ない。エンジン音も、ゴロゴロ感がたまらなく心地よい。が、ミッション(E-AT<電子制御オートマチック-当時最新鋭>)には、非常に不満を感じる。発進時・再加速時のパワー伝達が乏しいのだ。ミッションオイルを交換してもわずかに回復するだけで、もたつく。実用回転域は2000-4000rpmだが、もたつきに苛立つと5000rpmにいってしまう。5000rpmではギアのもたつきにかかわらず、ちゃんと加速する。

 このセドリックがうちに届いた日、前がブルーバード(1.8LX<下位機種T_T>)だっただけに、ボディ・インテリアの重厚さ、装備の充実ぶりには驚いた。パワーシートもそのひとつだが、残念ながら運転席のみとなっている。後席のパワーシートに何度となくあこがれた。ブルーバード時代は筆者小学生だったので運転したことないが、とにかくセドリックに比べればひどかったというのは、両親の話。

<つづく>

 
Copyright (c) 1997-2000 Macoon. All Rights Reserved.


トップページへ
イベント系

 CG Day 3rd with NAVI

 1999 東京モーターショウ