Macoon's Formula 1 Diary.Updated on Sep. 14th, 2003.

第14戦イタリアGP(2003.9.14)

決勝

1周目のM. Schumacher (Ferrari)とJ. P. Montoya (BMW Williams)の熱いトップ争い以外は、比較的平和なレースだった。久しぶりのM. Schumacherの優勝。また優勝回数記録を更新だ。

チャンピオン争いをしているK. Raikkonenn (McLaren Mercedes)は4位。イマイチ元気なし。マシンのポテンシャルの限界?

気になったことといえば、H. H. Frentzen (Sauber Petronas)が周回遅れなのにラインの外し方が非常にヘタクソだったこと。来年G. Fisichella (現Jordan Ford)がSauberに加入することが決定しており、N. Heidfeld (Sauber Petronas)とのパフォーマンス比較という点において、減点の対象になりかねない。

BAR Hondaは、J. Buttonがリタイヤ。予選で比較的好調だったので、その調子で決勝も行けると思ったのに・・・。J. Villeneuveは6位入賞。コンストラクターズ・ランキング5位争いで、Jaguar Cosworthに1点リード。

予選

久しぶりに、Ferrari勢が上位グリッドを獲得。これで、暗黒を脱することができるのか。

BAR Honda勢がToyota勢より平均順位が高く、筆者ひと安心。あとは、周回遅れにならず、Renault勢に絡んで行けたら面白いんじゃないかと思う。

久しぶりに登場のM. Gene (BMW Williams)がどこまで健闘するかも見ものですな。(筆者今夜は寝なきゃいかん・・・)


第13戦ハンガリーGP(2003.8.24)

決勝

F. Alonso (Renault) 優勝!! 最年少、スペイン人初!

多少コース改修されて、第2のモナコという名前が相応しくなくなった感じだ。それでもハイダウンフォースを必要とするサーキット。Renault勢は強い!(とくに予選の話)

R. Barichello (Ferrari) マシントラブル。サスペンションが折れるなんて、元コンストラクターズ・チャンピオン・チームとしては、あるまじきこと。

F. Alonso (Renault) がM. Schumacher (Ferrari)とチームメイトJ. Trulli (Renault) を周回遅れに。これはもしかして、チャンピオン世代交代の予感。

J. Villenueve (BAR Honda)がいきなりリタイヤ、J. Button (BAR Honda)も周回遅れ。まだまだだなぁ、ホンダさん。僕は全く満足できない!


第12戦ドイツGP(2003.8.3)

決勝

第1コーナーの接触は、残念だった。K.Raikkonenn (McLaren Mercedes)、R. Barichello (Ferrari)、R. Schumacher (BMW Williams)の優勝のチャンスがなくなってしまったからだ。3人のいずれかが優勝していれば、さらにチャンピオン争いが混戦模様になっていたはずなので。

前戦イギリスGPでは、Ferrari復活、BMW Williamsを逆転と思いきや、ドイツGPではBMW Williamsの圧倒的な強さを見せつけられてしまった。J.P.Montoya (BMW Williams)は、終始トップの座を守りきり、優勝。

Toyota勢は飛躍的な進歩をしている。それに比べ、BAR Honda勢は・・・。頼むよ、ホントに。


第11戦イギリスGP(2003.7.20)

決勝

R. Barichello (Ferrari)が優勝。久しぶりの勝利に涙するところに、共感。F1戦国時代はつらいよな。

予選

Williams勢が予選で意外と遅かった。Williams勢に代わって速いなと思ったのは、J. Trulli (Renault) 。決勝でもあの速さを維持できるか、見物だ。

なんでJenson Button (BAR Honda)のエンジンが壊れるの!(怒) 頼むよ、Hondaさん! 決勝では、ガンバ。


第10戦フランスGP(2003.7.6)

決勝

Ralf Schumacher(BMW Williams)、2連勝! Williams BMW強し! シーズン当初ささやかれたRalfの遅さ・不安定さはどこへやら。

BAR Honda振るわず。J. Villenueve 9位、J. Button ガス欠でリタイヤ。

ショッキングだったのは、R. Barichello(Ferrari)が周回遅れ。スピンしたとはいえ、その分をリカバーできないF2003-GAは、いと悲し。

予選

Ferrari勢、Williams勢にかなわず。McLaren勢とRenault勢と張り合うはめに。

金曜日の予選、トップタイムを出したのはMinardi FordのJos Verstappen! 雨上がりのサーキット、後に出走した者ほどタイムが良かったらしい。


第9戦ヨーロッパGP(2003.6.29)

決勝

Williams帝国、復活! Renaultエンジン時代の強さが復活した感じ。BMW勢以外のホームGP勢、残念。McLaren Mercedes、Toyota、Michael Schumacher(Ferrari)。

K.Rikkonenn(McLaren Mercedes)、初PPから独走するも、中盤にエンジンが音を上げてリタイア。1997年のMika Hakkinennと全く同じ展開。この翌年はHakkinennは無敵だったことを考えると、来年のRaikkonenはすごいということの証? 歴史は、繰り返される。

Montoya(Williams)とM.Schumacher(Ferrari)の接触は、注目。中継中、マッチも言っていた通り、M.Schumacherはマーシャルに押し出してもらっていたみたいだけど、ルール違反じゃないの?

予選

モナコのウォームアップでJ.ButtonがノリノリでBAR Hondaが上昇気流に乗っているかに見えたのに、ここ2戦は結構暗雲漂っている感じ。Toyotaさんにすっかり置いて行かれちゃって。マシンの挙動が安定しないし、スピードも並みなのが気に食わない! 決勝ではいい位置で完走できるのかちょっと微妙な気がする。

今日の予選で気付いた、今年のFerrari F1-2003GAはMichael Schumacherのドライビングスタイルに合っていて、Rubens Barichelloには合わないようだ。F1-2003GAが投入されてから、MichaelとBarichelloの走りにに決定的な差が出ている。

Kimi Raikkonenn(McLaren Mercedes)やるじゃん! カナダで大失敗だったのに、今回Michaelの前に立って、自身初ポール。堂々とした走りを決勝でも期待。


第8戦カナダGP(2003.6.15)

決勝

Michael(Ferrari)の我慢はすごかった。後ろから追ってくるWilliams勢に一度も進路を譲らない、緊張下の正確な走り。彼に勝てる精神力のドライバーは他にいないだろう。

Fernando Alonso(Renault)も相変わらず凄い。ちゃんとWilliamsに追い付いて1,000mあるというバックストレートで話されずに食らい付いて行くあの姿は、見ていてたまらない。

BAR Honda勢は、リタイヤ。残念。信頼性を回復せよ!


第7戦モナコGP(2003.6.1)

決勝

J.P.Montoya(BMW Williams)が優勝! 2001年イタリアGP以来通算2勝目。久しぶりにMontoyaがとても元気だった。それは、Michelinタイヤが良かったから? BMWエンジンが良くなったから? モナコだけ? と、いろいろ疑問が思い浮かぶけど、次戦以降に答えを期待。

Raikkonenn(McLaren Mercedes)は兵役を経験してるんだねぇ。結構強靭な精神力の持ち主の理由はそこにもあるのかな? 2位だけど、ポイントリーダーを死守したのには拍手。そのまま突っ走れ! 次戦から、フロントノーズの細さとサイドポンツーンの小ささに特徴がある、MP4/19投入かな? どういうパフォーマンスをしてくれるのか期待してまっせ。

M.Schumacher様は、Bridgestoneタイヤにご不満でご機嫌斜め。終盤、Montoya & Raikkonennのトップ争いに1周につき1秒ずつ詰めて行くお姿以外、ご退屈だったことと思います。

一方、筆者を退屈させたのは、BARチームがButtonが出場しない代わりにリザーブド・ドライバーの佐藤琢磨を出さなかったこと! 何のための3rdドライバーなんだ! どのルールに引っかかって、琢磨が出場できなかったんだ! それに、J.Villenueve(BAR Honda)のHondaエンジンが壊れてくれるな!(プロ野球阪神ファンが阪神をかわいがるように、筆者はHondaファンなのでHondaをかわいがっています♪)

予選

意外にもM.Schumacher(Ferrari)が5番手スタート。そして、PPはR.Schumacher(BMW Williams)。久しぶりにラルフが目覚めたか? 筆者的にとても期待していたJ.Button(BAR Honda)は、土曜日午前中にクラッシュして予選に出場できず。決勝での優勝本命はK.Raikkonenn(McLaren Mercedes)かな。

第6戦オーストリアGP(2003.5.18)

決勝

M・シューマッハ(Ferrari)が優勝。途中ちょっとした火事(給油中にガソリンが給油口から漏れて引火・小火災発生)にびくともせず、落ち着いてコクピットに留まったまま、最後まで走りきった。普通なら火事を理由に、即降車だろうに。J・トッド監督はどういう判断をしたのだろう?

J・バトン(BAR Honda)が4位入賞。しばらくコンスタントにこのくらいの位置にいて、表彰台に顔を出すようになるといいな。とくに、シルバーストーンでの表彰台に期待(まだまだ先の話でした)。次戦モナコで、HONDAエンジンがどこまでパワーを発揮するか。シャーシがどこまで熟成されるか。期待してますよ、筆者。

予選

M・シューマッハ、第2コーナーでマシンをスライドさせながら、最後トップタイムをたたき出しPP。珍しく、ガッツポーズまで。最近好調だったF・アロンソ(Renault)はコースアウトして、下位に沈んだ。J・ビルヌーブ(BAR Honda)も。J・バトン(BAR Honda)が7番手といいところにつけているので、明日もまた入賞だ。

第5戦スペインGP(2003.5.4)

決勝

地元スペインのFernando Alonso(Renault)、恐るべし。筆者、Renaultがあそこまで速いとは思わなかった。予選で車重を軽くしてできるだけ前に出て、Ferrari勢よりピットストップを増やすんだろうなと思いきや、RenaultもFerrari勢も3ストップ。もしJarno Trulli(Renault)がリタイヤしなければ、Rubens Barichello(Ferrari)と張り合ってたかも。

1コーナーでのDavid Coulthard(McLaren Mercedes)とJenson Button(BAR Honda)の絡みはいただけなかったな。あれがなければ、J.Buttonは入賞確実だったのに。レース終盤、Firman(Jordan Ford)と張り合っている場合じゃないよ、まったく。Toyota勢の予選の好調ぶりから予想したほど決勝で元気ではなかったが、C. Da Mattaきっちりポイント圏内に入るあたり優秀。とくに、R. Schumacher(BMW Williams)と張り合うあたり、見応えがあってよかった。

次戦に期待すること、K. Raikkonennが土曜日の予選をきっちり走ることと、BAR Honda勢が確実に上位(最低限入賞圏内)に食い込むこと。

予選

Ferrariの新車F2003-GA、恐るべし。予選はM・シューマッハがPP。ライコネン(マクラーレン・メルセデス)が、コースアウトしたのは残念。予選で、ミハエルと堂々たるフロントロウ対決をして欲しかった。あれ? マクラーレンってそろそろニューマシンじゃなかったけ? ところで一つ気になったのが、G・フィジケラ(ジョーダン・フォード)がR・ファーマン(ジョーダン・フォード)に負けてしまったこと。決勝ではフィジコがチームメイトを打ち負かす秘策を用意してくるに違いない。もう一つ、BAR Hondaの開発が順調のはずなのに、Toyotaの仕上がりの方がいいこと。Honda党としては、とってもとっても寂しい限りだ。ま、J・バトン(BAR Honda)が決勝で見せてくれるのかな!? 最近J・ビルヌーブ様は、影が薄いようで・・・。

第4戦サンマリノGP(2003.4.20)

M・シューマッハ(フェラーリ)のヘルメットのいつもは白文字のMarlboroがなぜか黒文字で、R・シューマッハ(BMWウィリアムズ)のヘルの黄色い帯が真っ黒。シューマッハ兄弟の母親が亡くなった、弔意だ。誰しも心の動揺を抑えきれない中、ミハエルは今季初勝利をあげた。今年の予選、ラルフもいいところなしだったが、フロントロウに並べた。シューマッハ兄弟、2003年シーズンこれまでの苦しい流れを一気に良い方向へ持って行くぞという転換期か? 占星術と関係あるのかな?(勝手な想像)

ブラジルGP(2003.4.6)

とんでもない荒れ模様のレース。雨のレースといえばフレンツェンが1998年フランスGPで優勝した、あの美しいGP。それとは対照的なGPだった。M・シューマッハ(フェラーリ)、M・ウェーバ(ジャガー)、JP・モントーヤ(ウィリアムズ)などなどがたくさんのドライバーがスピンコースアウトで、ヤバ過ぎ。3位のF・アロンソ(ルノー)が表彰台に登れず、病院送りなのもとても珍しい。赤旗が出た2周前の筆者的にはG・フィジケラ(ジョーダン・フォード)が優勝だと思うんだけど。

P.S. 結局G・フィジケラは優勝という裁定が下った。


マレーシアGP(2003.3.23)

予選でフェルナンド・アロンソ(ルノー)がPPとはこれまた驚き。決勝で後ろから忍び寄る赤い影をどこまで押さえ込むことができるか、見物だ。ラルフ・シューマッハがかなり後方のグリッドに下がったのに、またびっくり。この間の佐藤琢磨トークショーで聞いたBAR Hondaのテストでの好調ぶりは、予選を見る限り現れていないみたいだ。

スタート直後のM・シューマッハ(フェラーリ)とJ・トゥルーリ(ルノー)、JP・モントーヤ(BMWウィリアムズ)の接触、筆者思わずテレビの前で「シューマッハ、何やっとんねん!」と拳をあげてしまった。最後は、K・ライコネンの初優勝。これから、コイツはどんどん勝って行くんだろうなと思う。おめでとう、将来のワールドチャンピオン!


オーストラリアGP(2003.3.9)

やっぱりミハエルは予選に強いなと思った。予選の結果がトップクラスとミドルクラスの境目を近付けてくれた。これでマンネリのグリッドはなくなりそう。

波乱含みのレースだったけど、面白かった。とくに、キミ・ライコネン(マクラーレン)とミハエル・シューマッハ(フェラーリ)がサイド・バイ・サイドの争いをしていて、キミがミハエルを封じ込めたのには感動! 予選は良かったBAR Honda勢はどうした! 決勝をもっと頑張りなさい。とくにピットストップ。

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