マクラーレンのスタートには度肝を抜かれた。昨年の最終戦、鈴鹿でのハッキネンのスタートがクルサードのマシンでも再現された。もしかして、「あのときハッキネンだけ新しい機構のスタート装置がついてたんじゃないの?」と疑いたくなるけど。今度はミハエル・シューマッハ自信のワールドチャンピオンがかかっている気合い一発のスタートのはずなのが、色あせて見えた。
予想通り、ハッキネンがペースはやや高め、クルサードとミハエル・シューマッハが少しずつ置いて行かれたが、別にそれはいつもより心配なかった。素人クルサードにちゃんとシューマッハが食いついていったから。でも、初戦からマクラーレンが2台同じトラブルで白煙ではなく青い煙(水色!?)を上げてくれると、フェラーリファンにはたまらないじゃないの!
バリチェロは今回のスタートは大失敗! フレンツェンに置いて行かれるとは何事だ。結果的にはフレンツェンがリタイアしたから良かったけど。あとファステストラップ、おめでとう!! 今度も期待してるよ。
それにしても、フェラーリマシンのフロントウィング、カクカクしてるなぁ。いつも曲線美があるフロントウィングなのに。でも、ほんとに動きがキビキビしてて、マクラーレンに全く負けてないところは良かったよ。その調子、その調子。次戦はバリチェロの地元、ブラジル。バリチェロが優勝するという噂、実現してくださいな。