ハッキネンがポールポジションを取れないと、ちょっとうれしい。いつもの予選のパターンにはまらないからだ。しかも、フェラーリのルーベンス・バリチェロが自身通算3回目、昨年のフランスGP以来、フェラーリドライバーになってから初めてのポールポジション。
ところが、ミハエル・シューマッハが5番手に沈んだ。でも、決勝では気合い一発のスタートで、ジャンプアップを図ってくれそうだ。
コースがウェットの予選は第2戦のブラジル以来だが、あのときは雨が後から降った。今回は雨が上がった後の予選だったのだが、そういう予選は昨年のヨーロッパGP以来だ。しかもあのときのポールシッターは、フレンツェン。トップタイムがめまぐるしく入れ替わる時に、きちんと結果が出せるところが、エライ。
ビルヌーブの予選の健闘も称えたいが、残念ながらトップ10がやっとのところに後退してしまった。
決勝の結果は、バリチェロが勝つことを願っている。雨が降って、レインマスターがレースを征するんじゃないかなぁ。ミハエルと2人でポディウムに立って欲しい。