Formula 1 : GP DiaryUpdated on Apr. 28th, 2000.

第4戦 イギリスGP

予選

 ハッキネンがポールポジションを取れないと、ちょっとうれしい。いつもの予選のパターンにはまらないからだ。しかも、フェラーリのルーベンス・バリチェロが自身通算3回目、昨年のフランスGP以来、フェラーリドライバーになってから初めてのポールポジション。

 ところが、ミハエル・シューマッハが5番手に沈んだ。でも、決勝では気合い一発のスタートで、ジャンプアップを図ってくれそうだ。

 コースがウェットの予選は第2戦のブラジル以来だが、あのときは雨が後から降った。今回は雨が上がった後の予選だったのだが、そういう予選は昨年のヨーロッパGP以来だ。しかもあのときのポールシッターは、フレンツェン。トップタイムがめまぐるしく入れ替わる時に、きちんと結果が出せるところが、エライ。

 ビルヌーブの予選の健闘も称えたいが、残念ながらトップ10がやっとのところに後退してしまった。  決勝の結果は、バリチェロが勝つことを願っている。雨が降って、レインマスターがレースを征するんじゃないかなぁ。ミハエルと2人でポディウムに立って欲しい。 

決勝

 今回の筆者の予想も、ハズレ。途中までは当たってたんだけど。バリチェロのことだけど。

 ホンダのパワーアップしたエンジンと日石三菱の燃料で期待されたBAR勢は、リタイヤするまでそこそこ速かった。でもそれは、ミハエル・シューマッハのお邪魔だった。あれがなければ、ミハエルが優勝できたかもしれないのにっ。しかも、そのビルヌーブ終盤にリタイヤ。昨年のスペインGPの時と状況が似ている。

 それにしても、バリチェロのマシンの信頼性が気になる。ミハエルのマシンは、問題を抱えたことがありながらも100%完走。それに比べてバリチェロは50%。バリチェロのマシンの整備が悪いのか、バリチェロの乗り方が悪いのか。今回こそは初優勝できると思ったのに。

 とにかく、マクラーレン勢が1-2だったので、つまらなかったです。英国のみなさんはおめでとさん。(白々しく)

成績やレースの経過など詳しくは、F1 TodayDaily F1へ。

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