また、ミハエル・シューマッハの独壇場。通算52勝。記録更新にはリスペクトを払うが、意外なレースを求める筆者にはつまらん!(最近はそればっかり)
最初のスタートでフレンツェンがスタートできずに最後尾にまわり、2度目のスタート時に筆者期待のルーキーモントーヤがエンストで最後尾。さらに、ブルティとアーバインによる接触事故のためのレース中断後の再スタートで、ラルフがスターティンググリッドに残される。もう、その時点でミハエルが勝ったも同然だった。
レース中断後のスタートで、G・フィジケラが2位にジャンプアップしたのが、ほっとに感動的! ちょっと速さの劣るマシンを、マクラーレンのクルサードの前でがんばって走らせるあの姿、脱帽ものです。今年のベネトンの不振が、あれで今年の鬱憤が晴らされたのでは? イタリアGPでは、さらにルノーエンジンをパワーアップさせてくるそうな。楽しみ!
フィジケラと反対に、バリチェロ(フェラーリ)は何してんねん! 3位を走っていたはずなのに、終わってみれば5位。シケインでフロントウィングを飛ばしている場合ではないぞ。余裕のあるミハエルのアシストを受けられるのは今のうちなのに、そんなんじゃアシストさえ受けられない! もうちょっと、がんばれ!(素人のくせに→筆者)
アーバインとブルティの事故は、やばかった。アーバインの譲らない質くらい、元チームメイトのブルティくらいわかってなかったのかな? ブルティもひくことを考えなくては。
ウィリアムズ勢は、スタートで不運だったけど、レース中も不運。とくにモントーヤのエンジンがまた逝った。でもラルフvsジャン・アレジ(ジョーダン・ホンダ)が、熱くてよかった。ジャンがレース後のインタビューで、「HONDAのいいエンジンに感謝。メルセデスやフェラーリと互角に戦える」とべた褒め(誉めすぎ!?)だった。私的なことを申し上げると、うちにもう2週間すると届く新車がホンダなんだけど、ホンダを選んでおいて良かったと思ったり。
もうひとつ私的なことを申し上げると、ベルギーGPを録るの失敗した。いつも3倍速で録るところを、間違って標準で録ってしまった。だから、後々のことを考えると消さざるを得ないだろうなと思っている。もーそのH社のビデオデッキのリモコンのインタフェースったら、人為ミスを起こしやすい設計なんだから。(愚痴)
次戦のイタリアGPはまたBMWウィリアムズが強そう。フェラーリがその後についていけるかどうか。ザウバー勢、ジョーダン勢にもがんばって欲しいんだけど・・・。