スタート直後の1コーナーで、混乱がなくて良かった。どうしても1998年のブルツの何度もロールするところ(とアレジが再スタートの時も事故に巻き込まれるところ)が思い浮かんでしまう。
序盤のバリチェロのスピンが、ちょっと不可解。フェラーリのピットクルーの誰かが“嫌みボタン”を押してしまったようなスピンのしかた。だって、トラクションコントロールが利いてたらあんなのありえないでしょ?
序盤のミハエルvsラルフ・シューマッハ対決が、筆者をワクワクさせた。鈴鹿に見に行ったときのミハエルvsハッキネンみたいな、ワクワク感。
そしてレース終盤に、ピット作戦の違いで、ラルフが前に。そしてどんどん、ラルフが先へ。
ライコネン(ザウバー・ペトロナス)やアレジ(プロスト・エイサー)が入賞、ミカ・ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)が久しぶりに表彰台。ちょっといつもと違う感じのレースで、楽しかった。