いきなりスタートでミハエル・シューマッハ(フェラーリ)がスローダウン。そこにブルティ(プロスト)が突っ込んだ! 何故か再スタート。クルサードの肩を持つわけではないが、あれは単なる事故と思えば、再スタートの必要はなかったのでは?
2度目のスタートの後、第1シケインでデ・ラ・ロサ(ジャガー)がハイドフェルド(ザウバー)に追突。両者リタイア。
レース開始後しばらくして、ミハエルはチームメイトのバリチェロ(フェラーリ)に道を譲る。これが、オーストリアGP最終コーナーのお礼か? こんな風に道を譲るようなこと5度くらいしないと、あれのお礼にはならないんじゃないか!(なんだかミハエルに厳しい発言ばかりの筆者)
前戦のコメントの最後に書いたとおり、BMWパワー炸裂。でもモントーヤ(ウィリアムズ)はリタイヤ。給油の失敗をしたときに長い停車を強いられたのが原因で、エンジンがブロウしたのではという見方が上がっている。1位を走っているモントーヤは、必ずリタイヤするというジンクス、そろそろ破ってほしいな!
マクラーレン勢、両者リタイヤ。今年のチャンピオンシップは、フェラーリに張り合えないまま終わるのか?
というわけで次戦、ミハエルがクルサード(マクラーレン)に4ポイントの差をつけると、ドライバーズポイントに決着がつくらしい。フェラーリのコンストラクターズポイントも、獲得間近だとか。シーズン終盤は2位争い、中段争いが激化しそう。トップ争いは、ラルフとモントーヤが関わらないと、ただの消化試合になってしまう!