Formula 1 : GP Diary > Rd.11 Hungarian GPUpdated on Aug. 16th, 1999.

第11戦 ハンガリーGP

予選

 また同じようなコメントになるけど、結果はちょっとつまらない。付け加えて見応えがなかった!(怒)

 まずは、ジャン・アレジが午前中の事故から立ち直ったことに安心を覚えた。が、ザウバーのマシンの挙動には、危なっかしさしか伺えなかった。フロントウィングがコーナーを曲がるごとに、グラグラしていることからわかった。他のチームが頑張りに比べて開発に元気のないザウバーは、中堅チームというよりは下位チームと呼ぶしかない。決勝で頑張れ!

 ミハエル・シューマッハ代役のミカ・サロ(フェラーリ)が、18位に踏みとどまってしまったのは納得のしようがない。アーバインがハッキネンに0.1秒差まで近づけたのだから、サロのドライビングが悪かったというより他ない。ホッケンハイムではすばらしい走りを見せてくれたのに、一転してこれではイカン!低速サーキットは苦手?

 ジョーダンのヒルは、毎年のようにハンガリーで元気だ。マクラーレンとタイムにあまりさがないことに安心した。今度は「走るのがイヤになったからリタイヤ」みたいなことは許しませんよ。ちゃんとマクラーレンについていってくださいネ。そのジョーダンのマシンのエンジンカウルに、懐かしい1995年のマクラーレンが使用したミドルウィングが使われていた。(8月15日)


決勝

 次の日が早朝からバイトであるにもかかわらず、テレビの放送された時間にレースを観たのに、“寝たほうがが良かったかも知れない”と思った。(-'''-;)

 マクラーレン、ワンツー。実は久しぶりに聞く表現。どうも、去年のドイツGPまでさかのぼらないと、マクラーレンのワンツー体制はないのだ。マシンの信頼性や、ドライバーミス、ピットクルーミスなどさまざまなことに起因して、ワンツー体制を気づけずにいたのだ。だから、今回は、許してやるか。(マクラーレンに反抗的な筆者!)

 レースでドキドキしたのは、唯一クルサードとアーバインの同時ピットインだった。ピットインの前からアーバインとクルサードの2位争いをしていたが、順位が入れ替わらずに済んだアーバインはラッキーだと思った。が、ミスをして、というより代えたタイヤの状態が良くなくてリヤが流れてしまって、痛恨のコースアウト。これで、マクラーレン勢に何かない限り今日のレースはつまらないなぁと思っていたら、いつのまにかレースは終わってしまった。ドライバーズポイントも、コンストラクターズポイントもフェラーリとマクラーレンの差がつまってしまったが、後半戦が楽しくなる要素なのか。

 ヒルは6位完走、よし。サロ、2周回遅れいいところなし。次戦のスパに期待。スチュワート勢完走、シリーズ3エンジン信頼性を確保か。シリーズ4エンジンに期待!(8月16日)

成績やレースの経過など詳しくは、F1 TodayDaily F1へ。

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