Macoon's Movie Diary.Updated on Oct. 5th, 2001.

題名鑑賞日鑑賞方法コメント
RUSH HOUR 210/03/2001映画館筆者は、まだRUSH HOURの“1”の方を見ていない。たぶん1のストーリーを知らなくても、楽しめた。今度、レンタルビデオで借りることにする。
RUSH HOUR 2を観ようと思ったのは、サウンドトラックにHikaru Utadaがクレジットされているからだ。映画のサウンドトラックはよく聴くのに、映画自体を観ないことが多かったが、コメディ系で面白いと聴いていたので観ようと思った。
ストーリーの中で効果的に使われている音楽の中に、サウンドトラックに収録されていないものがあった。とくにMichael Jacksonの曲や、I'LL BE MISSING YOU/Puff Daddy & Faith Evans featuring 112などだ。レコード会社が違うのがサントラに収録されなかった理由だろうが、よく映画の中で使えたものだ。
ジャッキー・チェンのアクションシーンは手に汗握ったし、クリス・タッカーのコメディアンぶりに笑いが止まらなかったが、とくに面白かったのは最後のN.G.集だったのは言うまでもない。
DRIVEN09/05/2001映画館 シルベスタ・スタローンが何度もF1グランプリに(たぶん)VIPとして登場したのが、1997年とか1998年あたり。あの頃からスタローンがF1をネタに映画を作るという噂があったが、なかなか出来なかった。DRIVENという映画が出来たことを知ったのは、今年のはじめにたぶん日本テレビのBOON!を見ていてだったと思う。でも結局ネタはF1ではなく、CARTだった。F1をネタにするのって難しかったのかな? それかアメリカ人の心をつかむには、F1よりもCARTの方が都合が良かったんだろう。
故アイルトン・セナに捧げるストーリーとのことだけど、事故シーンがすごすぎる(kaz氏談)。あるマシンが他のマシンに突っ込んできてコース外に飛んでいき、さらには燃料爆発が起こったり。空高く舞い上がったマシンが、後続のマシンに吹っ飛ばされたり。
モータースポーツ界におけるドライバーのプレッシャーは、とてもよく表現されていた。でも、セナに何を捧げているのか、わからなかった。セナの強さに敬意を払うのなら、セナのドキュメンタリーにするべきだった。新人ドライバーがどうのこうのではないと、思う。(芸術作品を作るセンスのない筆者は、こんなコメントしちゃいけないんだけど・・・)
ジャン・アレジやファン・パブロ・モントーヤがちらっと映ったのを、見逃さなかったぞ。
Jurassic Park08/17/2001テレビ5、6年ぶりぐらいに見た。筆者も小学生くらいだった頃、両親に博物館に連れて行ってもらって恐竜の骨を見て、興奮して恐竜の本を買ってもらったことがあるので、ジュラシック・パークを見ると少年心に戻ってしまう。
映画中に登場するジュラシック・パークのセキュリティ・システムがMacintoshとUNIXシステムという設定になっているが、システム構築について多少分かるようになった今、あり得ない!と思わざるをえない。ジュラシック・パークを初めてみた頃はMacintoshと出会ってすぐで、「うちと同じスペックだなぁ」とか思ってたけど今回は「今は昔」と思った。
さらに、コンピュータオタクのジュラシックパーク長孫娘は、「ワタシの得意なUNIXシステムだわ」なんて、その女の子相当なコンピュータオタクのはず。
なんて、ちょっと職業病的な見解でした。
Dr. Dolittle08/16/2001テレビの録画 感動が薄かった! 動物と人間がしゃべれるようになって、医者が獣医になったりして。あっそって感じ。
車が日産車だった。エディ・マーフィーはPathfinder(日本名:テラノ)、エディの奥さん役がQuest(日本未発売)ね。やっぱり、曲がった感想しかないのね→筆者
007
TomorrowNeverDies
08/15/2001テレビの録画1ヶ月くらい前に放送されたものを、引っぱり出して観るのが結構好き。世の中と違う流れの生活をする感じで(音楽の好みとかもこういう考えに通じる)。
第一印象、ちょっと出来過ぎたアクションが多かったかな。「ああ、もうボンドが殺される!」と思った次の瞬間、仕組まれた奇跡が起きる。それが多い。たくさんのストーリーを重ねた映画の、ジレンマか?
ストーリー中で登場するボンドカーのBMW 750が、遠隔操作できるところに興奮。カースタントもKnight Rider以来ずっと好きだし。防弾のはずなのに、途中でちょっと強い銃で撃たれて窓が割れるところに、納得いかないけど。ボンドカーを操作する携帯電話、エリクソンだったねぇ(どうしても気になる)。
ジェームス・ボンドって、筆者と正反対の正確。大胆、かっこいい、レディーキラー。男性の象徴! 姿・形違えど、ああなりたい!
A.I.08/14/2001映画館またしても、はや氏と映画館へ。
見終わって、いいストーリーだなぁと思った。上映の終わりには、映画館の四方からすすり泣きしているのが聞こえた。そのとき窮屈な体勢で座っていて足の痛いのを少しこらえていた筆者は、もらい泣きしそうになってしまった。(しなかったけど)
“Please make me a real boy.”っていう男の子の台詞が、TVCMやMovie Trailerで観て印象に残りまくっている。いつそれが登場するかと、期待してしまう。でもいざ出てくると、何度も・・・。
原案スタンリー・キューブリック+制作スティーブン・スピルバーグと言われるこのストーリーは、未来的な世界の描き方や時間の飛び方がキューブリック風、細かい描写がスピルバーグらしさを感じさせた。キューブリックの映画の中の時間の飛び方が、当たり前じゃないのに当たり前のようなのが、彼の味?(2001:a space odyssey<2001年宇宙の旅>くらいしか観たことないくせに・・・)A.I.でもそれをたくさん感じさせてくれる。
本質的には、Terminator 2 The Judgement Dayに通じるところがあるなと思った。このままだと、未来は人間が滅びて人造人間の世界になってしまいますよ、みたいな。
TAXi 208/06/2001借り物のビデオ「2はつまらないよ」と言われながら見た。確かに、90分足らずだし、新鮮さが何もなくて“1”ほど笑えなかったけど。下品な発言は筆者にとって非日常的で楽しめたし、カーチェイスシーンは手に汗握った。

続編の“3”はないだろうな。

Pearl Harbor08/01/2001映画館“戦争物”の映画をちゃんと見たのは初めてだ、たぶん。戦争嫌いだから。最悪なのは、サウンド・ビジュアルともに超リアルな“プライベート・ライアン”みたいなの。あれ、ダメ。パールハーバーのビジュアル表現の中にあまり赤い血がなかったので、これから見る人は安心あれ。
小学生の時、軍隊経験があり戦争に関する資料を好んで買っていた祖父に、零戦のカラーの資料を見せられたことがある。その時は、緑色の機体に日の丸の色・格好ともいい飛行機だと思った。でも、その後歴史を学んで、“特攻隊”やら“真珠湾攻撃”という事実を知って、零戦に対するイメージが悪くなった。
今日は当たり前となった旅客飛行機だが、旅客飛行機があまりなくて戦闘機ばかりだった時代に、どんな戦闘がされたのか。また、“パールハーバー・アタック”やその背景のアメリカ的表現を見られたことに、感動。一部始終が事実かどうか、謎だけど。
観覧後に、はや氏に筆者が突っ込まれたんだ。“ああいう(生死がある恋愛事情)ことになったら、どうする?”ここにその答えを。「本能の赴くままに・・・」(笑)←今と違う性格になりそう! すぐに知り合いが死んでしまうような状況で、ラブライフのことを考えられる軍隊の人の精神力にリスペクト。

CGがちょっと荒かったかな? 煙の中から出てくる飛行機がちょっと突然過ぎたりして。

千と千尋の神隠し08/01/2001映画館大学の友人・知人の評判が良かったのと、第一水曜日は映画デーだというのを理由に、はや氏と一緒に映画館に見に行った。(同じ映画館で映画を見たのはStarWars Episode I -Phantom Menace-以来、映画館で映画を見るのはMatrix以来!)
英語のタイトルは、“SPIRITED AWAY”というらしい(パンフレットに書いてあった)。“千と千尋の神隠し”というよりこの英題にしたほうが、ストーリーを適切に表現しているように思われる。主人公は、隠し物というより隠し事を最後にしたが、ちょっと違う世界をさまよった(冒険した!?)ことのほうがこの映画のメインストーリーなわけだし・・・。
映画中の登場人物はそれぞれ強い個性を持っていたけど、人と人のふれあいの表現が二十代前半の筆者には幼稚と取れるところがあった。致し方ないことだけど。“曲がった子供”が増えている世の中に、こういう“純粋な気持ち”で見られる映画はたくさん必要だと感じた。
TAXi07/13/2001借り物のビデオTAXiを観ようと思ったのは、ふとした旅行中のはや氏やのりお氏との会話の中で聞いてだった。
フランス映画をちゃんと見たのは初めてだ。英語なら台詞と字幕を半分ずつ追えるけど、フランス語はわからないので字幕に頼るしかない。それに筆者には、“つまらない時間が流れる”というフランス映画に対する先入観があって、あまり好き好んで観ない。でもこのTAXiは、ストーリーがわかりやすいし、ギャグもつかみやすくて(F1ドライバー、アラン・プロスト、シューマッハなどの実名を絡めたギャグがF1ファンをくすぐった!)、心から楽しんだ。
特異な例だと思うが、筆者はストーリー中の自動車教習所の路上試験に落ちまくる警察官に共感した。なぜなら、筆者も路上試験に落ちまくった経験があるし、そういう試験の後は決まってレースゲームをしてたから。そんなときの「ゲームのモナコはポールポジションなのに、路上ではあのさまだ!」という愚痴の意味、よくわかります。


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