Journey to ChinaUpdated on Oct. 28th, 2003.


唐華賓館での朝食


Xi'an Garden Hotelというだけあって、
中庭がきれいだった
朝から気持ちよく晴れた。西安の観光は盛りだくさん。それに備えて、朝ごはんも盛りだくさん。

西安観光、華清池

まずは楊貴妃がよく玄宗皇帝と訪れたという、昔の温泉リゾート華清池へ。747年に作られたという。1000年以上も前から温泉を楽しむ習慣があったこと(現在の中国にはあまりないような気がする)、そしてお風呂がしっかり形が残っていることにただただ驚きである。

西安市街から30分も車で走れば
田園風景が広がり始める
地元の人たちはこれこそが西安の姿だという


秦の始皇帝のレリーフ


華清池と楊貴妃像


楊貴妃が宿泊したという飛霜殿

海堂湯
現代になってから風呂跡の風化を防ぐため
このような建物を建てたという


楊貴妃が入ったというお風呂


蓮華湯
玄宗皇帝が入浴したという


皇帝向きだけあって、広い浴槽

辰星湯
太宗が造営した温泉


召使い用の大風呂
浴槽の右奥から温泉を流し込む


お風呂健康グッズ?かる石
の置き場あと


尚食湯
召使い用の風呂



西安の郊外は3,000年前から
温泉地として知られていた
実際に今でもこの華清池に
43℃のお湯が湧いている


西安市木、木鬼樹


華清池に浮かぶあずま屋

ざくろの木


池の反対側から飛霜殿を望む


華清池の裏山


隷書の唐の字ののぼり

秦始皇帝兵馬俑博物館

ちょうど筆者が中国へ旅立つ前の週、NHKで見た兵馬俑(埴輪のようなもの)の本物を目の当たりにした。テレビで「あそこ広いんだろうな」と思っていたが、予想以上のスケール(大きさも数も技術も)にあいた口がふさがらなかった。写真を撮りつつ、記憶にとどめるべく一生懸命俑を観察した。秦始皇帝陵からしばらく離れたところにあるのに、これだけの俑が埋められたのは見事というより他ない。


秦の始皇帝兵馬俑博物館
第1号坑


第2号坑


第3号坑


第1号坑内部
兵馬俑といえばこのような情景が一般的

それぞれの兵馬俑は個性豊か
違う顔・表情・動作をしている


静かに整然と並んでいる


縦200メートルの巨大ドーム


これだけたくさんの兵馬俑が出土
したきっかけは、井戸を掘ったこと
その井戸掘り現場





未発掘の兵馬俑がこの下にたくさん眠る









間近で見ると、その作りの良さに
そんなに昔のものではないのではと疑いたくなる

かけらが出土しているところ






ドーム外周を一周して最後に撮った写真


第2号坑入り口


兵馬俑発掘中の現場


馬や人型のかけらがたくさん


しゃがんでいる兵士



立射俑
戦いに備えているポーズ


出土したとき
くるもうとした新聞紙をあっさり
貫いたという剣


馬を連れた兵士

将軍


副将軍


しゃがんだ兵士
足のサイズが当時の実際の人々に
限りなく近いといわれる


靴底の滑り止めまで再現

馬の胴体


発掘中に使われている
ベルトコンベアがそのまま
夜中に発掘作業が行われている


第3号坑入り口


戦略会議をしているのを模したとされる

兵馬俑は一体一体色が塗られていた




そしてまだ復元されていない
兵馬俑も

俑は実寸か実寸より少し大きめに作られているのに大使、銅車馬は実際の1/2サイズで作られている。それにしても、銅でこれほどまでの細工がされている。


実際の1/2サイズに作られた銅車馬も
兵馬俑博物館の名物


左の写真2枚は先導車で、
騎士が立ってやってくる敵に備えている


こちらは2号車で馬を操っている
人は座っている


車輪のスポークは30日(1ヶ月)を表している

昼食@兵馬俑博物館レストラン


刀削麺
中華味噌のきしめんといった感じ


刀削麺
麺が空中にいるところを捕らえられなかった


干し豆腐や豚肉のゼリー


そして炒め物の数々
この昼食でもっとも西安らしいものを食べたと思う。地元で取れた小麦を使った刀削麺に加え、写真を撮らなかったがとうもろこし蒸しパンが印象に残っている。西安育ちのガイドさん曰く、30年くらい前に子供だった頃は米を食べる習慣はなく、小麦を使った食品さえなかったという。それまではよく、とうもろこし蒸しパンを食べたという。
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