> Traveling > Deutsche 2004Posted : Oct. 3rd, 2004.

Stuttgart観光-2


筆者の部屋からの景色


駅のレンタカー
昨夜も雨が降った。朝起きるとホテル前の通りの車が水しぶきを上げながら走る音が聞こえた。昼間まで曇りがちで一時雨に見舞われた。が、傘を差すことなく過ごすことができた筆者は幸運。

今日の目標は、レンタカーで車を借りてテレビ塔に上ることと、Porsche Museumへ行くこと。願わくば、アウトバーンを走ること。

駅のレンタカー屋さんに入ると、Europcar・HERTZなど3社がブースを構えていた。とりあえず正面のEuropcarに料金を聞くと、「小型・中型車は全て予約済みで、大型のメルセデスCクラス(102ユーロ)しか残ってない」と告げられる。他の業者も、メルセデスのクーペしかないという。意を決して、メルセデスCクラスを借りる。国際免許とクレジットカードを提示する(※国際免許を免許センターで発行した時「ドイツはジュネーブ条約に加盟していないので、国際免許が有効でないかもしれない」というようなことを言われたが、そんなことはなくしっかり有効。国際免許なくして、レンタカーは借りられるわけがない)。

今日だけの愛車


Mercedes Benz C180
KOMPRESSOR


C180の室内
(お茶犬マスコットがシフトレバーに
くっついてるのが気になる)


ボンネットの3ポイントスターがうれしい
(道に迷って何度目かのUターン・疲)
Europcarのスタッフに聞くと、「マニュアル車だ」という。緊張が走る。そう、筆者はここしばらくオートマ車しか乗っていないのだ。

日本のレンタカー屋みたいにスタッフが車を出してくれて、「いってらっしゃいませ」してくれる訳はなく、「駐車場の6番に止まっているから」と言われ、キーをポンと渡される。鈍くさい筆者は、一度「まっすぐ行って階段を降りたところ」と言われたが、わからずもう一度車の場所を聞く。6番と聞いていたが、そこには、メルセデスなど見当たらなかった。そこでキーに着いたリモコンで、トランクを開けて場所を見つける作戦。だいぶ遠くのC180 KOMPRESSORのトランクが開いた。

エンジンをいざスタートすると、1速にギアが入ったままでクラッチ踏み忘れのため、車が前進。車止めに当たって、事なきを得る(心臓飛び出しそうになった)。バックで駐車場から出すのも時間がかかる。信号で止まると、発進失敗したり、ギヤが1速ではなく間違って3速に入ってたり。マニュアル車であることとスチールホイールを履いている以外、ボディカラーもスポーティなスポイラーがついていて、もしMercedesを買うならCクラスのオートマかななんて思ってしまったほど、気に入った。


FERNSEHTURM STUTTGART(テレビ塔)

暴れ馬(いやただの筆者のマニュアル車運転スキル不足)を駆って、第一目的地テレビ塔へ。標識にしたがって進むが、たまに曲がるための減速が足りなくて、通過せざるを得なかったりしてぐるぐる周りをしてテレビ塔に到着した。朝、駅で買ったゆで卵バゲット・サンドイッチとバナナがのどを通らないほど緊張したまま、テレビ塔を上った。






エレベーター1機だけ稼働


塔の先端


Stuttgart郊外
おそらく空港がある方向
エレベーターの前には誰もいない。3ユーロの展望台入場券を買って、エレベーターを待つ。数分でエレベーターが下りてきた。残念ながらエレベーターのおじさんは、ドイツ語しかしゃべれないようで、コミュニケーションはあまり取れなかった。

Hbf.(中央駅)付近


2.8倍ズーム


繁華街とは逆方向は
森がひたすら広がる


エレベーターの高さ表示

斜面のブドウ畑
(信号待ちの合間に撮影)
景色を眺めて、「あ〜、(終日借りてるけど)もう車返したいなぁ」と思ってしまう。ふと下を見ると、路面電車が走っている。電車で来たら交通費無料だったよなと思いながら、「100ユーロ支払ってレンタカーした分、経験を積まなくては!」と自分を励ます。昨夜駅で買った地図を広げてみたが、塔の上は風が強くて、折りたたむのに一苦労(一部ちぎれてしまった)。車に戻って、バナナを頬張り、Nestleマンゴティーを飲んで、地図を眺めて次なる目的地への道を探る。


Porsche Museum

今日だけの愛車で丘から降り、Hbf.を元気よく通過して27号線を北上。いろんなところで道に迷いながら、Porsche Platzにたどり着く。路上によさげな駐車スペースを見つけて、車を止めて、Porsche Museumを見学。その後、Porsche Museum周辺を散歩。

Porsche Platz
建物は中古車センター


Porsche社屋その1


社屋に新型911 Carreraの広告が


歴史がありそうなPorsche社屋



Porsche Museum入り口


扉の取っ手にロゴマーク


中はそんなに広いわけではない

名車の数々が展示されている


Porsche 959スタディーモデル
下敷きの写真でしか見たことが無かった


グッズショップ


レジ横に積まれた最新型
911 Carreraのミニカー
このうちの一台が筆者の物に

ポルシェのロゴの中心には
Stuttgart市のシンボルが


一面Porsche


Porsche中古車センター



Cayenneのカットモデル




Cayenneの特別仕様?


Porscheplatzの標識

今日だけの愛車とお別れ
Porsche Museumを時間をかけて見学し、グッズを吟味して購入。ミニカーは911 Carreraのを購入したが、Carrera Sも購入するべきだった(それと中学とバイトの後輩にも何か買えば良かった@Frankfurtで思い出した)とちょっと後悔。

アウトバーンを走るにはちょっと運転疲れしてたので、ラッシュアワーになる前に車を返すことにする。またちょっとぐるぐる周りしながら、勘を働かせながら、Hbf.に戻る。

給油時に手間取った。まず給油口が右側にあるのに左側のところに間違ってつけてしまう。そして、給油口のオープナーを一生懸命探してしまったが、実は手動で開ける方式。入ったガソリンスタンドはShellだったが、左側給油口マシンは3台くらいあるのに、右側給油口用のマシンは1台のみ。後ろに2台くらい待たせてしまい、焦せった。無事給油完了。

駅の駐車場に入って、止めてあった場所を探すも、見つからず。ドイツ語しか話せない警備員さんの片言の英語に従って、車を適当な場所に止め、番号を駐車券に記録して愛車とお別れ。無傷の生還! キーと領収書を受け取り、返却完了。ふー。

一旦、ホテルの部屋に戻り手荷物を置き、トイレをすませて再び出発。



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