CG dayへ出かける前日に、書店でCar Grahicを立ち読みしたので、おおよそのプログラムは把握していた。筆者が会場へ到着したのは、14:00過ぎ。予定通りに、徳大寺有恒さん、舘内端さん、大川悠さん、NAVI編集長の鈴木正文さんがメインステージで対談していた。私もしばらく見入っていたが、すぐに飽きてきてしまった。世代差がありすぎる故につまらなかったのだ。なので、ステージ脇にあるセガのドリームキャストで発売されたばかりの“セガラリー2”のデモを楽しみ、その後出店しているお店を見て回っていた。
筆者、フェラーリのトレーナーとポロシャツをそれぞれ2,000円で売っているお店を発見し、購入したのだった。
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CG dayのステージで見るのを楽しみにしていたのは、唯一この人だけだった。セルジオ・ピニンファリーナ氏である。フェラーリ、フィアット、アルファロメオなどの主要モデルのデザインを手掛けているピニンファリーナの会長さんである。「いつまでも飽きを感じさせないデザインがいいもの」とか、「日本庭園の自然と調和する芸術とイタリアのデザインの信念に共通性を感じる」という発言が印象に残った。
「少ししか喋っていないつもりなんだけど、たくさん喋っているみたいだね」とおっしゃるほど、非常に情熱的に司会の鈴木正文(NAVI編集長)さんの質問に答えていらっしゃった。セルジオさんはお年を召していらっしゃるが、いきいきと生きているエネルギーを感じさせてくれた。
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