[1日目〜ルツェルン][2日目(1)ルツェルン][2日目(2)ルツェルン][3日目アルトドルフ、ツェルマット] [4日目ツェルマット][5日目インタラーケン、グリンデルワルト][6日目グリンデルワルト] [7日目グリンデルワルト〜ベルン][8日目ベルン〜ジュネーブ][9日目ジュネーブ〜]
2日目(ルツェルン市内観光)
氷河公園 ライオン記念碑 (と書かれている) |
|
ライオン記念碑は崖に彫られている スケール感を味わって欲しい |
|
瀕死のライオン像をじっくりと間近で |
|
斜めから |
ライオン記念碑と氷河公園は偶然にも隣接している。
ライオン記念碑は、{フランス革命でチュルリー宮殿のルイ16世とマリーアントワネットを守って全滅した(JTBポケットガイド105スイスより)」スイス傭兵慰霊碑なのだそうだ。「苦しげな表情で横たわるライオンの傍らには、折れた槍と十字のマークの入った盾が見られる(ダイヤモンド社地球の歩き方スイスより)。」「スイス兵をライオンにみたて、瀕死のさなかブルボン王朝の百合の紋章を守り抜こうとする姿が痛ましい。(JTBポケットガイド105スイスより)」という説明を気にしながら、ズームアップしたライオン瀕死像を見て欲しい。
氷河が残した渦巻き上の穴や氷河によって運ばれてきた石が、かつてはルツェルンも氷河に覆われていたことを物語る(氷河公園日本語ガイドパンフより)。2000万年前〜1万年にルツェルンは氷河期を迎えていたらしい。この公園は1872年にワインセラーを掘ろうとしたら偶然見つかったもので、今では国立天然記念物として保存されている。
さらにさかのぼると、ルツェルン周辺は浅い海だったそうだ。海の生物(写真のヒトデや貝の化石)や、ヤシの木・いちじくの木など亜熱帯植物も化石から見つかった。
氷河公園内の博物館 |
|
昔の家々の模型 |
|
1792年当時のルツェルンの 町並みを模型化 |
|
100年前くらいに使われた家具 |
博物館の中はいわば民俗資料館。昔のルツェルンの町並みの模型やその当時使われていた家具が展示されている。
カペル橋はルツェルンのシンボルとも言える橋の手前に、処刑に使われた建物がある(写真左)。
カペル橋は1333年に完成した最古の木造橋であるが、1993年に焼失し再建された物が現在の橋。橋を渡り終えてしばらく歩くと、ルツェルンの街を囲んでいた城壁が見えてくる。現在はその一部と監視塔がいくつか残っているだけだ。梁部分の板絵にはスイス史上の重要な出来事とルツェルンの守護聖人の生涯が描かれている。
シュプロイヤー橋の内部 |
|
シュプロイヤー橋の天井部分に 多数描かれた板絵 |
|
シュプロイヤー橋からロイス川と街の方を望む |
|
ミューレンプラッツ |
シュプロイヤー橋にも梁に板絵が描かれている。シュプロイヤー橋の絵は、1626年当時流行した疫病をだいざいにしたもの。シュプロイヤー橋を渡ると、ミューレンプラッツ(Muhlenplatz:粉ひき広場)に出る。古くはロイス川の流れを利用して粉ひきをしていたそうだ。
ルツェルンの街中には、至る所にいろいろな模様の大きなカエルのオブジェが置いてあった。何か宗教的なお祭りのためのものらしい。何かの75周年記念というようなことがカエルの土台のプレートに書いてある。
昼食はダービーというレストランにて |
|
スイス名物料理ラクレット |
|
ゼー橋新市街側から旧市街を望む |
|
ゼー橋新市街側からホテル方向を眺める |
この日の昼ご飯はラクレット。ツアーで行ったもんで、団体の予約がレストランにしてある。レストランは旧市街中にある。
ラクレット(Raclette)とは、溶かしたラクレットチーズをジャガイモにぶっかけたもの。肝心なチーズが、あまり口に合わなかった。チーズのまろかやさに日本酒の酒粕(筆者小さい頃から奈良漬けに親しんでおります)の味が50対50で混ざった感じ。筆者は青かびチーズも結構イケる方なのだが、このチーズは苦手と言わざるを得ない。ちなみにチーズフォンデュも同じような味がするらしい(結局食べなかったが)。
Copyright (c) 1997-2000 Macoon. All Rights Reserved.
|