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ルツェルン駅前 |
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遊覧船からの眺め |
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ヴィッツナウ(Vitznau)船着き場 |
昼食を終え、ルツェルン駅前にある船着き場へ。
観光客にとっては遊覧船、市民にとっては日常の足である。フィーアヴァルトシュテッテ湖はくねっているので、いつも見えるところが限られていて大して大きな湖ではないなと思っていた。船に乗っているとしばらくすると、見えなかったところが見えてきて、雄大さに圧倒される。ヴィッツナウまで乗った。
ヴィッツナウから再びチャーターされた観光バスで、ルツェルン市街へ戻った。
ギュチュの展望台
親切にも展望台まで案内してくれた タクシーの運転手さん |
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展望台下のケーブルカーは故障で運休 |
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←展望台の中は急で薄暗い らせん階段(下りの図) |
ルツェルン市街に戻って、Mさん夫妻(ツアー参加仲間の方)とご一緒にタクシーでシャトー・ギュチュ(Chateau Gutsch)ホテルの展望台へ行った。そのタクシー(マニュアルのベンツ<生まれて初めてベンツの乗用車に乗った!{嬉}>)の運転手さん(お腹が出てる体格のいい人)、ドイツ語しか話せないのでコミュニケーションにちょっと困ったが、何とか(押しつけがましくも英語で)話を通して、結局は展望台にたどりつくことができた。
最初地図を見せながらタクシーの運転手さんに「ここ(展望台)に行きたいんだ」と言ったら、“〜〜ない”と否定的な表現が帰ってきた。もう一度よく考えながら運転手さんの言っていることを聞くと、“ケーブルカーが動いていない”と言っていたらしい(運転手さんへ、私らドイツ語できなくてすんません)。
運転手さんったらとてもいい方で、何と展望台の上まで案内してくれた。車を駐車して(しっかり駐車中もお金を取ってたけど)、ホテルのエレベーターに載せてくれて、さらに展望台のらせん階段も案内してくださった。その展望台から見えた景色の雄大さといったら、下にお見せするまく〜ん合成編集のパノラマ写真を見ても実際に見るまでは伝わるまい。
西方向 (とくに観光するところはない方向) |
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フィーアヴァルトシュテッテ湖(東)方向 ロ型の建物の向こうにムゼック城壁が見える |
タクシーとは、シュプロイヤー橋(右側の合成写真中、真ん中の写真の左の継ぎ目あたりの木造橋)で下ろしていただいて、お別れした。タクシーの運転手さんとMさんご夫妻、ご一緒いただいたことに感謝申し上げます!
ルツェルンの街中のようす
街中の銀行 |
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街中の携帯電話屋さん diAx、orange、swisscomが主流!? |
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ご存じカルチエのお店 物価が高いのでブランド物のお店は少ない |
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路地裏の量り売りの果物屋さん |
レーベン広場(Lowenplatz) (ライオン記念碑の近く)のスーパーCoop |
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Coopの内部 個装されていない野菜・果物も山積み ワイン売場もありました |
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いろいろなところにあるキヨスク(kiosk) (別に駅にあるわけではない) 日本のキヨスクのふたまわりは大きい |
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品揃えは日本の駅にあるのと変わらない スイスにはコンビニがないのでそれの代わり |
ルツェルンの、観光名所以外の“普通の顔”を撮ってみました。
ホーフ教会
735年に建立され、14世紀に建て替えられ、17世紀に火災に遭って再建されて今の姿となった。前述のカペル橋は一直線にホーフ教会の方に向いて造られている。
筆者が泊まったホテルヨーロッパ
スイスミュージックとともに夕食
アコーディオン、ピアノ、クラリネット、 チェロなどで奏でられるスイス音楽 |
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ショーの出演者紹介 白髪の司会者のトークが楽しかった 民族衣装にもご注目 |
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名ホルン奏者が吹く、ホルン 筆者が舞台上で吹くことになるとは… |
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夫婦でヨーデルを歌っていらっしゃるそうな ショーの後奥さんと握手したら 手をつぶされそうになりました(笑) |
前菜の干し牛肉 薫製みたいな香りときつめの塩味 |
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サラダ スイスどこへ行ってもこんな感じ 好物の赤いビーツがたまらん |
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メインディッシュ 油で焼いたあっさりとしたお魚 |
泊まっていたホテルヨーロッパからフィーアヴァルトシュテッテ湖沿いを歩いてすぐのところにあるホテル内に、スイス民族音楽のショーを楽しみながら食事できるところがある。そこへツアー参加者全員で夕食を食べに行った。
スイス音楽を初めて聴いた。演奏はさほど派手ではなく、またヨーデルもやたらに声を裏返さず、上品に程良いファルセットで歌われていた。ヨーデルを歌えるスイス人は、年々減っていらっしゃるそうな。だから、舞台上のおばあさんは人間国宝ものなんだとか。
司会の白髪のおじいさんは3カ国語(ドイツ語・英語・フランス語)で仕切っていた。英語以外わからない筆者は、とりわけ“Ladies and gentlmen(レイディーズ&ジェントルメン)”ではなく“Ladies and what you brought with you...(淑女と一緒に連れてきた者どもたち)”と挨拶し始めるところには爆笑。司会のおじいさんは司会のみならず、アコーディオンの演奏(スイス風のみならずフランス風にも)したりもする。
ショーの中で何度か舞台に観客を舞台に上げて、一緒に楽しめる演出があった。筆者はホルンを吹きに舞台に呼ばれた(まわりに押されて行った!?)。舞台に上がって司会者のおじいさんに“From Japan.”と告げると、“Mitsubishi、Toyota〜!(ミツビシ、トヨタ)”と叫ばれた。息を吸って口が“ブプーー”となるように腹筋に力を入れながら吹かなければならないのに、腹筋に力が入らず、ぶ〜(下がり調子)としけた音しか出なかった。すると司会者のおじいさんに“日本車みたいだな〜”なんてい言われてしまった。いいような、悪いような。ああ、恥ずかしかった。
吹いたからわかったんだけど、ホルンには音階を調整するキーなどなく、吹き込む空気の勢いで音階を調整するものだ。名ホルン奏者のうまさを、身をもって知ることができた。
ショーの写真のうち、右側2枚のバックにりんごの絵が描かれたダーツがあるが、そのりんごはスイスの英雄ウィリアム・テルに由来するものである。そのダーツ、なんと参加したツアーのとある奥さんがど真ん中に矢を射った。その旦那様とは、F1のお話がちょっと盛り上がってしまったりして。
2日目終わり
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