Updated on Sep. 4th, 2000. |
[4日目ツェルマット][5日目インタラーケン、グリンデルワルト][6日目グリンデルワルト] [7日目グリンデルワルト〜ベルン][8日目ベルン〜ジュネーブ][9日目ジュネーブ〜]
筆者は、飛行機に乗るのが好きだ。乾燥する機内はもちろんいただけないが、飛行機に乗るだけで旅情を感じてしまう。今回もチューリッヒに向けて乗ったのはジャンボジェット(Boeing 747-400)だった。筆者が座ったのは窓側のちょうど主翼の付け根のあたり。左上のような車窓というか、“機窓”が見える。(機外に見えた雲は別ページにて公開<こちらへ>)。 気にしないことが多いが、飛行機の翼には相当な力(揚力)が掛かる。その証拠に主翼が離陸前と離陸後のしなり方が違う。離陸前はだらっと垂れた感じ、離陸後は少し持ち上がっている。そんなことを気にして写真(左上の2枚)を撮ってみた。
主翼の先には、補助翼がついている。これは空気の乱流を防ぐための物で、燃費がちょっとよくなるらしい。比較的新しい型のもの(最近かなり多くなってきた)にしかついていない。
・離陸後初めてシートベルトサインが消えると、まずはドリンクサービス。スカイタイム(キィウィ果汁とビタミンCのドリンク)とおつまみをいただく。 映画はラブコメディー“RETURN TO ME”と学歴なしの女性が弁護士の秘書になるというノンフィクションの“ERIN BROCKVICH”。結構最近の映画なので、まく〜んの映画観たい欲を鎮めてくれた。帰りの便では“ROMEO MUST DIE”が観られるかもしれない。 1日目(チューリッヒ〜ルツェルン)Tourist Board Luzern
空港で両替してスイスフランをゲット(EUに加盟していないのでユーロは使われていない)。1SFr. =70円前後。 空港からバスに乗って、一路宿泊するホテルがあるルツェルン(Luzern<英語表記Lucerne>)を目指す。 バスの中からは山と、山の間に広がる平野に並ぶ家々が見える。この時点で、物の大きさ・スケールの違いはあまりないような気がする。高速道路は料金所がなく(年間に一律料金を徴収される)スムーズに車が走る。まだまだ明るいのに、ヘッドライトをつけて走っている車も結構あり。高速道路の車間はかなり狭い。速度は100km/h前後と思われる。
ルツェルンが近づくと、バスからピラトゥス山が見える。後々泊まるホテルからも見られる。
ホテルに到着して一息ついたら、ルツェルンの町中へと出かけた。この夜泊まるホテル(Hotel Europe)はフィーアバルトシュテッテ湖(Vierwaldstatter See:4つの森の国の湖)畔の静かなところにあるのだが、湖沿いを歩いたり湖沿いの道を通るバスに乗れば、すぐに市街地へ行けるところだ。
いきなりバスに乗ってシュヴァンネンプラッツ(Schwanenplatz:白鳥広場)へ出かけた。バスに乗って気づいたが、バスには料金箱がない。どうやってバス代を支払うのだろう? バスの運転手に聞いたらバス停の前の機械を指さしてきた。その機械は自己申告制の券売機だった。乗った距離に応じて、料金のボタンを押す仕組みになっている。
飛行機から降りると、食欲がとたんになくなる。でも小腹が空いてくる。しっかりと一食は食べられないのでカフェレストランに入って、ベジタブルスープ&ブレッドとレッドオレンジシャーベット。レストランの店員さんはオーストリア人だったが、英語が無事通じた。レストランの席から見ていると、日本人が結構目につく。他にアメリカ人、隣接国人らしき人たちもたくさんいることに気づく。観光シーズン真っ盛り。観光シーズンをはずすと、この街はどんなに静かなんだろうと想像してしまった。
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