Journey to ChinaUpdated on Oct. 28th, 2003.

北京周辺の観光


6:30頃、ホテルの窓から


朝食
8:00出発と聞いたので、6:00起床。起きたばかりは、まだ真っ暗だった。6:30頃になってようやくあたりが明るくなってきた。外を歩く人たちの姿を見ると、ちょっと寒そうだ。今日着る洋服のことを考える。

朝食は、ホテル1Fにあるコーヒーショップで。ホテルの鍵が入っていた紙の袋を見せるのが、朝食券代わり(うまくすると何回も食べられる!?)。ビュッフェだが、中・洋食のものが置いてある。ふと皿の上を見ると(写真右)、見たことのない異様な取り合わせの朝食である。それにしても朝から、筆者の大好きな中華焼きそばが食べられるのは幸せ。これさえあれば、筆者は困ることがない(この間この俺様にふやけた焼きそばを出しやがった社食に見せてやりたい☆)。

炒飯が意外に油っこくなくあっさりとしておいしかった。ホタテ貝柱フライはちょっと硬かった。得体の知れない、赤いキューブは、レバー(嫌いじゃないが)を酢のようなもので筆者戸惑いを覚えた。


翡翠工場


翡翠(ひすい)加工工場




翡翠を加工する職人さん


スケールの大きい翡翠加工品

金運アップの翡翠の白菜
葉がお金、根が集めるという意
根は家の中、
葉は玄関の外に向かって置くそうだ


翡翠のお箸


1つ石からできたという五重の玉
一重の玉につき
年間の月数を表す12個の穴があいている


翡翠の麻雀パイ
これを使うと健康的にギャンブルができる!?

石ひとつからこれだけのものが出来上がるという


こちらも立派


翡翠製品がズラリと並ぶ
翡翠加工工場直売販売所
朝予定通り8:00にガイドのリョウさんとホテルロビーで会い、昨日と同じ運転手さんの貸切車で、万里の長城を目指す。のかと思いきや、ガイド&運転手さんたちはまだ朝食を摂っていないという。そこで途中、(なぜか:観光客に翡翠を買わせる作戦!?)翡翠加工工場へ。筆者この旅では、財布のひもを固く縛ることを言い聞かせるつもりなので、ここでは何も買わなかったが。

でも、翡翠はきれいな石だと思ったし、中国にはこんな製品を生み出す技術力が隠れているのだということを発見できたし、英語でJadeというらしいこともわかった。

万里の長城


北京市内の近代マンション


高速道路の料金所


資金不足で中断されたテーマパーク建設地


北京郊外、山々が見えてきた

ゴツゴツした地肌が見える山々




万里の長城の一部が高速道路上を通過


万里の長城へ上り口には熊園もある

VIPが来ているらしく上り口から
遠い方の駐車場から歩いて上った


右に上ると女坂、左に上ると男坂の境目


VIPの車は、GM Buick Regal


観光地にはよく軍人さんが遊びに来る

男坂の頂点を望む


上っても上っても続く坂


そして続く


男坂一の難所

ふと立ち止まって振り返ると
うっすらと始まっている紅葉がきれい


見渡す限りの山と空


男坂の頂点に上れた


万里の長城を制するものは「好漢
(中国で偉い人)になれる」という

曲がりくねった長城


次から次へと人が上ってくる


中国はどこでも遠方が霞んでしまう


山ひとつ向こう側の上り口駐車場

万里の長城は続くどこまでも


頂点から下りてくる人々


もっとも急なところは上から見て
向こう側が見えないほど


紅葉がきれい

そして万里の長城は続く


ひざ下ほどの段差の階段


西洋人が中国兵をつかまえて記念撮影


上へ上るほど人が少ない
入場料を払っているから途中で
引き返すのは考えにくいのだが

男坂の難所はここ


上から見るとこんなに急


下から見てこんなに急


幾重にも重なる山々



下りも長く感じた


中国人に限らず西洋人もちらほら


ふと立ち止まると違った感じに山々が

長城の「節」はのろし台


休憩所の付近から女坂を望む


上り口まで降りてくるとこの人の多さ


そしてまた遊びに来た兵隊さんたちの一団

中国って人が多いところだなとつくづく感じる


休憩所と土産物屋


(何のだかわかんないけど)石碑

昼食


昼食(その2)、何でうなぎと味噌汁?


お土産物屋の水晶細工品

一時間ちょっと、北京の郊外へ車に乗って移動。緩やかな峠道の上に、万里の長城はあった。万里の長城はなんといっても北京観光の目玉。歴史の教科書やテレビでしか見たことのない万里の長城を、この自分の足で歩くことができた。歩いたというよりは、谷から山頂へ山登りをした感じ。頂点へ行くのは予想外にタフな坂道・階段だった。が、筋肉痛になるほどでもなかったが。途中、とても急なところがあった。カメラで一生懸命上ることの大変さがわかるように写真を撮ってみた。壮大な景色と、色づき始めた紅葉がきれいだった。気温は、晴れていたので寒いということはなかったけど、10℃台前半くらいだったのかな。シャツの上にフリースを着ていた筆者は、汗をあまりかかずに長城を上り下りすることができた。

昼食は、YOULONG RESTAURANTで。観光客は必ず寄る感じの大きな土産物屋・お食事処。筆者はツアー参加なので、メニューを迷うことなくあらかじめ決められたものが出てくる。中華料理らしく油っこい料理オンパレードの始まり始まり。それにしても、日本人向けだからってうなぎ丼と(あんまりおいしくない)味噌汁をつけるのはいかがなものかと。

明十三陵定陵


明十三陵は世界遺産に指定されたばかり


定陵の入り口




雨樋は中国のめでたい動物龍

真ん中の道は皇帝のみ、
その両端はお付しか通れなかったという


皇帝のはんこ


定陵の壁に生える古い木


定陵はここから掘り当てられたという

鹿角柏


定陵の安置室


棺前の瓶とろうそくのセット


14代万暦帝の棺(のレプリカ)

本物の棺は焼失したという


棺前の瓶とろうそくのセット


安置室出口


反対側の出口の先には墓石が





陰と陽の境目の門


皇帝の象徴龍と皇后を表す鳳凰
が彫刻された岩盤





本来は皇帝の業績が書かれるはずの碑だが
豪遊していただけらしく業績なし


数百年前の皇帝の墓がこのようにきれいに残り、しかも観光スポット、さらには世界遺産になっているのはさすが中国だなと思った。このような歴史的建造物が数多くあるのに、そのひとつひとつが風化することなくそしてさりげなく歴史を伝えている。そういうことができるモラルの高さを、中国に感じた。


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